これからいよいよ就職活動・・・なんかTOEICが必要って聞いたけど600点ないといけないってマジ?専門的な意見を聞いときたい
こんな疑問に答えます。
ちなみにこの記事を書いている僕のステータスはこんな感じ。
・大学入学時:TOEICスコア 450
・就職活動時:TOEICスコア 860
・19,20卒として2回の就活を経験
・選考を受けた企業の数は120社以上
結論から言うと、就活で必要なTOEICの点数は600点とは真実ではありません!
ただ、嘘でもなく、間違ってもありません。
確かにTOEICで600点が必要な場合もありますが、TOEICのスコアなんか所詮ただの数字です。そんな数字を過信しすぎても、あまりいいことはないです。
いきなり、厳しいこと言うなあ・・
・TOEICで必要な点数が600と言われている真相
・TOEIC600が必要なシチュエーションとは
・ただ、TOEICは要らないとは一概に言えない
・TOEIC600取得のためにするべき2つのこと
もくじ
TOEICで必要な点数が600と言われている真相
巷では「TOEICは600点から履歴書にかけるよ!」と言われています。
その背景としては、TOEICの全体平均点が関係しています。
毎回違う問題が出ているので多少ばらつきはありますが、大体平均点は580点前後に落ち着きます。そして、この580というスコアは学生だけではなく、社会人も含んだ中での平均です。
その中でTOEICのスコアが600なのは平均以上であり、客観的に自分の英語力が平均より高いということをアピールする材料となります。
なるほど。平均より英語力が高いってアピールになるんだね
前述したとおり、TOEICの平均点は580くらいなのでそれを上回るTOEIC600なのであれば、アピールできる材料になります。
ここで質問。
あなたは、TOEICの平均点が580くらいであることを知りました。そこで、とある人の履歴書にTOEIC500と書かれてあったらどう思いますか?
いや、低いなwww平均以下じゃんwwこいつスペック低そう
って思いませんか??正直、僕は思っちゃいます。笑
そういうことです。
TOEIC580を下回った点数を履歴書に書くと「平均以下のやつ」と見られてしまう可能性があります。てか、TOEICのようなポピュラーな試験であれば、かなりの確率でそう見られます。
そんな中で選考を受けるの、普通に不利じゃないですか?
心理学には「ハロー効果」というものがあり、はじめに感じた印象が、後の印象形成になかり影響すると言われています。
なので、TOEIC600(or 580)以下のスコアであれば、履歴書には書かない方がいいです。(中学、高校生はまた別)
そして、TOEIC600が一つの節目になっている理由はもう一つあり、それは企業からTOEIC600のスコアが応募の必要条件となっている場合です。
下で詳しく解説します。
TOEIC600が必要なシチュエーションとは
序文に、TOEICの600点が必要な場合もあると書きましたが、それは「TOEIC600が応募の必要条件」となっている場合です。
具体的には、このような企業がTOEIC600を応募の必要条件としています。
皆さんの知っているような大手有名企業もいくつかあるのではないでしょうか。
特に、航空系のA◯Aとか、パ○ソニックなど業界は違えど、就活生に対して英語の能力証明としてTOEICスコアを求めているのです。
「TOEICはただの数字、必要ない」
なんて前半では言いましたが、必要になる場合があるので、高スコアを持っていて損はないです。
ただ、あくまでも「ただの数字」であることには変わりはないので、強くこだわる必要はないです。
このことから、TOEICは要らないとは一概に言えない
序文で「就活で必要なTOEICの点数は600点とは真実ではありません!」と言いましたが、個人的にこれが本質だと思っています。
まず、そもそもの前提として”就活に必要なTOEICの点数”とは一体なんなのでしょうか。
ここを深く考えてほしいです。
TOEIC600が応募条件にある企業に行きたいと思っている!のであれば、TOEICスコア600は必須ですよね。必要です。
しかし、それ以外の場合でも必要なのでしょうか。
個人的に、この答えはNOでなぜならTOEICはあくまでも「ただの数字」であり、ただの「手段」にしかなり得ないからです。
大事なことなので、もう一度。
TOEICはただの「手段」です。
どんな形であれ、自分の進みたい道に”TOEIC”が必要なのでれば、TOEICで高スコアを持っておくべきです。
そして、必要ないのであればTOEICで高スコアを持っておく必要もないし、TOEICを受ける必要もありません。あれ、地味に高いですからね。1回6000円くらいします。
TOEICが今の自分に必要なのか、わからん。しかも6000円とか、結構するなぁ。
ただ、上のような方は、TOEICは受けといた方がいいと思います。今の自分に必要なくても、これから必要になるかもしれませんよね。
ちなみに、行動しようか迷う際に、僕はこんなことを意識しています。
「迷う理由が値段なら買え、買う理由が値段ならやめとけ」。数年前にTwitterを始めてすぐの頃に、どなたかのツイートで読んで教えられた。最上級の教えだと思っている。
— r i o n (@ri_on0044) September 2, 2014
『迷う理由が金額なら買え、買う理由が金額ならやめとけ』って言葉ほんと真理。安いから買うのは違うし、欲しいなら高くても買うべきだよなあ。ものによるけど。
— 橋本ナオキ 『会社員でぶどり2』発売 (@Abhachi_Graphic) September 19, 2017
この言葉は、はあちゅうさんの著書「半径5メートルの野望」より。
TOEICの例で置き換えると「値段」で迷うくらいなら受けるべき、って感じです。将来への自己投資と思えば、安いものです。
長くなりましたが、まとめは以下。
・TOEICは万人に必要ではない
・ただ、完全に必要ない人以外は受けた方がいい
ちなみに、就活時にTOEIC860保持していた僕はかなりTOEICの恩恵を受けたと感じます。
特にESの通過率がえぐく、有名大じゃないにもかかわからず、これらの企業のES通過しました。(そして面接で呆気なく落選)
・ダイソー
・日本ハム
・日本旅行
*これはTOEICスコアがあればESに必ず通過するという保証ではありません。あくまで一例として載せてます。
「TOEIC860だからESに通過」した確証はないですが、ES通過の判断基準の一つとして、有効にはたらく場面はあったと思います。
ただ、こんな僕も大学入学当初はTOEICスコアは450ほどでした。そこから400点以上スコアUPした僕が、TOEICのスコアUPに必要と感じたのはたった2つです。
以下で解説します。
TOEIC600取得のためにするべき2つのこと
大学時代にTOEIC450→860とスコアUPした僕が考える、TOEIC600の取得に必要なことは、たった2つです。
1:自分の実力を把握する
2:コツ&テクニックを網羅する
詳しく解決は以下です。
1:自分の実力を把握する
TOEIC600点の取得のためにするべきことの1つ目は「自分の実力を把握すること」です。
自分の実力がわからずに闇雲に勉強しても、思うようにスコアは上がらないと思います。そんな経験なかったでしょうか。
TOEICのスコアを効率よくUPさせるためには、自分の実力と目指すべきゴールの距離を明確にした、目標設計が必要です。
自分の実力を把握する2つの方法、目標設計の方法についてはこちらを参照ください。(既にTOEICスコアを保持している方、目標スコアがある方は見なくてOK)
[nlink url="https://kirimun.com/toeic-score-up/"]
2:TOEICのコツ&テクニックを網羅する
TOEICスコアを、最も簡単にスコアを爆上げする裏技。それが「TOEICのコツ&テクニックを網羅すること」です。
TOEIC試験にこのようなテクニックがあることを知っていますか?
・パート2のリスニングは疑問詞(what, when)にだけ注目
・リーディング170-180の問題は配点が低い&レベルが高い傾向なので飛ばす
あくまでもTOEICは定型化された語学試験なので、コツやテクニックを駆使するだけでも大幅に点数UPが見込めます。
その「コツ」と「テクニック」が凝縮されたのが、この2冊。
↑1ヶ月以内にTOEIC試験を受ける人にオススメ
↑1ヶ月以降にTOEIC試験を受ける人にオススメ
僕は、これらの3ヶ条に注力した結果、TOEICスコアが 450→775点に伸びました
TOEIC600点を既にお持ちで更なるスコアUPを目指したい方、TOEICは受けたことないけどこれから頑張りたい方。
「TOEICはマジで人生を変える」と実際に感じた僕の体験談、そして最も効率の良い学習法をまとめたので、気になる方のみご覧ください。(僕の体験に興味のない方は見ないでください。恥ずかしいので。笑)
↓TOEIC300点UPで僕の人生が360°変わった話↓
[nlink url="https://kirimun.com/toeic-changed-life/"]