こんな疑問を解決します。
「TOEFL ITP」と「TOEFL iBT」って初見だと何がどう違うのかわからないですよね。僕も最初は「???」でした。
この記事では「TOEFL ITP」と「TOEFL iBT」の違いを試験内容・難易度などの観点から解説し、どちらを受けるべきなのか目的別にまとめました。
この記事を見ると「TOEFL ITP」と「TOEFL iBT」の違いが明確になり、自分はどちらを受けるべきなのか知ることができます。
本記事の内容
TOEFL ITP IBTの違いは?
TOEFL ITP IBTのどっちを受けるべき?
本記事の信頼性
もくじ
TOEFL ITP IBTテストの違いは?
結論「TOEFL ITP」と「TOEFL iBT」はまったく違うテストです。
「TOEFL ITP」はペーパーテストでリスニングとリーディングの2技能を測る試験ですが「TOEFL iBT」はオンライン受験のみでスピーキングとライティングを加えた4技能を測る試験です。
どちらも米国非営利教育団体が運営しているテストであり、世界中で受験されている英語能力測定試験ですが、全く異なった試験だといっても過言ではないです。
両テストがどのように違うのか、詳しくみていきましょう。
TOEFL ITP IBTの違い:問題内容・試験時間
「TOEFL ITP」は問題数140、解答時間は約2時間のテストです。
問題は以下の3つのセクションで構成されています。
・リスニング(50問)
・文法(40問)
・リーディング(50問)
一方「TOEFL iBT」は問題数は90程度で少ないですが、試験時間は約4時間もあるテストです。
文法のセクションがない代わりに、以下の2つが追加されています。
・スピーキング
・ライティング
TOEFL ITP IBTの違い:点数・換算
「TOEFL iBT」は30点が最低点、120点が満点に対し「TOEFL ITP」は397点が最低点、677点が満点です。
スコア換算に関しては、公式サイトに分かりやすい表があったので、こちらをご覧ください。
Paper-based test (PBT)=ITP
TOEFL ITP IBTの違い:料金
料金体系に関しては以下の通り。
「TOEFL ITP」:1,000円(団体による)
「TOEFL iBT」:235ドル(約26,000円)
「TOEFL ITP」は団体受験のみ可能で、受験料はその団体によって異なります。
「TOEFL iBT」は運営に直接申し込みする流れで、場合によって料金が異なります。
一般受験申し込み:235ドルの受験料
締切日以降の申込:235ドルの受験料+40ドルの手数料
TOEFL ITP IBTの違い:結果いつ
「TOEFL ITP」と「TOEFL iBT」それぞれの結果確認は以下の通り。
「TOEFL ITP」:試験日から約1ヶ月後に届く(オンライン×)
「TOEFL iBT」:試験日から約6日後にオンラインで確認
TOEFL ITP IBTのどっちを受けるべき?
上記のような方は、あと少しだけ読み進めてください。
ぶっちゃけ「TOEFL ITP」と「TOEFL iBT」のどちらを受験するかは、受験の目的によって決めるべきと思ってて、以下に従って考えればOKです。
・英語力を測りたい方
できるだけ安く受験したい方→「TOEFL ITP」
受験料3万円かけてもOKな方→「TOEFL iBT」
英語力を測りたい方には「TOEFL ITP」がオススメ。
なぜなら「TOEFL ITP」の方が圧倒的に費用が安く、下手すれば無料で受験可能できることもあるから。
ただぶっちゃけ、英語力を測りたいだけなら「TOEIC」でもいいですし、特にTOEFLに固執する必要はないかな、とも思います。
・留学に行きたい方
留学用件を満たせるなら→「TOEFL ITP」
留学用件にITPがないなら→「TOEFL iBT」
個人的にオススメは「TOEFL ITP」です。
莫大な費用がかかる留学、少しでも負担を減らしたいですよね。学校や企業で団体受験が可能であるな「TOEFL ITP」を受けるべき。
加えて「TOEFL iBT」はあまりオススメしません。
英語力だけでなく、高い集中力、PC力、慣れが求められるテストで、スピーキングに関してはPCに向かって話すのでとてもやりにくいです。
「TOEFL ITP」が受験できないのであれば「TOEFL iBT」より「IELTS」の受験をオススメします。問題の難易度、やりやすさ的にも「IELTS」がベターです。
・就職活動に利用したい方
就職活動に利用したい→「TOEFL iBT」
どちらかというと「TOEFL iBT」がオススメ。
実際に就職活動して120社ほどエントリーシートを出しましたが「TOEFL ITP」のスコアの記入欄はなく「TOEFL iBT」のみ設けてありました。
ただ、就職活動に利用したいのであれば「TOEIC」の受験をオススメします。
多くの企業がTOEICでハイスコアをもっている人材を欲しがっているので、就職活動に利用したい方は「TOEIC」一択でもいいと思います。
留学に行きたいなら「TOEFL」受験できるなら「ITP」
タイトルの通り、留学に行きたいなら「TOEFL」を受験、受験できる団体に所属しているなら「TOEFL ITP」を受験すれば間違いないです。
受験するべき試験が決まったら、対策方法や参考書など準備をはじめましょう。
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